(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

文献ID:S0007680 PMID: 11599834

著者

Richter H/Kast E/Tomczac R/et al.

出典: J Neurosurg/ 95巻, 2 Suppl号, 179-89頁/ 発行年 2001年10月

研究デザイン

3. Meta-Analysis

Evidence Level

Level 1

研究施設

Ulm大学脳神経外科、ドイツ

目的

腰椎椎間板ヘルニア初回手術6ヵ月後の臨床成績とMRIで評価した硬膜外瘢痕の広がりを調査し、瘢痕防止剤ADCON-L の有効性をa prospectivE, randomized, double-blind multicenter studyで評価。

研究期間

1996年11月-1998年4月

対象患者

片側1レベル(L4/5またはL5/S1)椎間板ヘルニアに対する初回手術357例(平均43歳)。ただし、安全性評価は398例。
臨床症状と矛盾しない椎間板ヘルニアをCTまたはMRIで確認。

症例数

398

追跡率(%)

89.7

介入

microdiscectomy後にコントロールセンターから届けられた箱を開封してADCON-Lが入っていれば使用、なければそのまま閉創。
randomizationは特別のコンピューターソフトウエアを使用してセンターで行った。

主要評価項目とそれに用いた統計手法

術前、術後1ヵ月、術後6ヵ月に、The Hannover Questionnaire on Activities of Daily Living(FFbH)、歩行距離、visual analog scaleを用いて根性疼痛と腰痛を評価。術後6ヵ月のMRIでRossの方法を用いて硬膜外瘢痕を評価。合併症を調査。
Wilcoxon rank sum test

結果

術後1ヵ月、6ヵ月ともに、FFbH,歩行距離、根性疼痛、腰痛のすべてでADCON-L使用群と対照群との間に有意差なし。術後6ヵ月のMRIにおいて硬膜外瘢痕の広がり(スコア)も両群で有意差なし。

結論

1レベル腰椎椎間板ヘルニアに対するmicrodiscectomyにおいてADCON-L併用の有効性を証明する証拠はない。

コメント

腰椎椎間板ヘルニア患者を対象として使っただけ。論文の主眼はADCON-Lの有効性について。

作成者

浅野 聡

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