(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

文献ID:S0007678 PMID: 10214571

著者

Maroon J/Abla A/Bost J

出典: Neurol Res/ 21 Suppl 1号, S43-6頁/ 発行年 1999年

研究デザイン

3. Meta-Analysis

Evidence Level

Level 1

研究施設

Allegheny General Hospital、アメリカ合衆国

目的

腰椎椎間板ヘルニア初回手術6ヵ月後の遺残腰痛とMRIで評価した硬膜外瘢痕の広がりとの関連を調査。瘢痕防止剤ADCON-Lの効果をa controlled、randomized、double-blind multicenter trialで評価。

研究期間

不明

対象患者

267例。片側、L4/5またはL5/S1単椎間の除圧を受けた初回手術例。

症例数

298

追跡率(%)

89.6

介入

L4/5またはL5/S1椎間板ヘルニア(片側、1レベル)に対する初回手術298例。半数に神経除圧後にADCON-Lを使用、残り半数は非使用。

主要評価項目とそれに用いた統計手法

術後6ヵ月目にGd使用MRIで硬膜外瘢痕の広がりを評価。visual analog pain scaleで腰痛を評価。
Spearman correlation coefficient、logistic regression analysis, likelihood ratio test、Hosmer-Lemeshow goodness-of-fit statistic、Pearson chi square test

結果

硬膜外瘢痕はADCON-L使用群で有意に減少(p=0.007)。ADCON-L使用群は有意に腰痛が軽度(most severeな時p=0.047、1日の終わりp=0.044)。硬膜外瘢痕の多い症例が腰痛もより高度。

結論

硬膜外瘢痕が増加すると腰痛からみた術後成績は悪化する。ADCON-Lは硬膜外瘢痕を減少させるだけでなく、腰痛も減少させる。

コメント

腰椎椎間板ヘルニア患者を対象として使っただけ。論文の主眼は術後硬膜外瘢痕防止に対するADCON-Lの有用性について。

作成者

浅野 聡

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