(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

文献ID:S0007601 PMID: 7793383

著者

Silverman CS/Lenchik L/Shimkin PM/et al.

出典: AJNR Am J Neuroradiol/ 16巻, 3号, 571-9頁/ 発行年 1995年03月

研究デザイン

12. 分析的横断研究

Evidence Level

Level 9

研究施設

ブリッジポート病院放射線科、脳神経外科

目的

subligamentousとsupraligamentousの椎間板ヘルニアの違いにおけるMRIの価値を評価すること

研究期間

1992年10月-1993年9月

対象患者

50例:椎間板ヘルニアに対し手術治療(初回手術、1椎間)を受けた。
手術施行以前の6ヵ月以内にMRIを撮像された。
男25、女25、15-78歳、平均46歳。
L3/4:4例、L4/5:24例、L5/S:22例。

症例数

50

介入

椎間板ヘルニアに対し手術治療を受けた78患者の手術記録を調査した。
MRI撮像から手術までの期間:1-184日、平均44日。
これら期間によってさらに2つのグループに分けた。
MR撮像から1ヵ月以内に手術(short interval group):29例
MR撮像から1-6ヵ月に手術(long interval group):21例
手術記録より
contained type: 33(short interval group; 17、long interval group; 19)
noncontained type: 17(short interval group; 15、long interval group; 2)

主要評価項目とそれに用いた統計手法

一人の神経放射線学者が、MRIを評価(臨床症状、手術記録の情報なし)。
MRI上後縦靭帯の存在における3つのcriteria
1 ; 椎間板ヘルニア後方の低輝度信号ライン:途絶または欠損
2 ; 脊柱管に対するヘルニア占拠率:50%以上または50%未満
3 ; 遊離ヘルニア塊の存在
手術所見とMR所見を比較(後縦靭帯の連続性におけるMRIの価値を評価するため)。
True-positivE, TP:ヘルニア後方の連続する低信号輝度のラインが存在する、ヘルニア占拠率50%以下。
True-negativE, TN:低信号輝度のラインの途絶、欠損、占拠率50%以上、遊離ヘルニア塊の存在。
predictive value(MRI criteria): Bayes's theorem。

結果

【表を参照】

結論

椎間板疾患の評価にはMRIは重要であるが、subligamentousタイプかsupraligamentousタイプかの鑑別評価は、利用価値が下がる。

作成者

柳橋 寧

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