(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

文献ID:S0007565 PMID: 7997933

著者

Thelander U/Fagerlund M/Friberg S/et al.

出典: Spine/ 19巻, 17号, 1979-84頁/ 発行年 1994年09月

研究デザイン

7. Case-Control Study

Evidence Level

Level 6

研究施設

Department of OrthopedicS, University Hospital, UmeA, Sweden.

目的

CTを用いて脊柱管と椎間板ヘルニアの大きさを計測し、これらと臨床症状との関係を検討すること。

対象患者

椎間板ヘルニア患者30例、年齢14-49歳

症例数

30

介入

保存的治療中の椎間板ヘルニア患者の腰部CTを3ヵ月後、24ヵ月後の3回施行した。脊柱管に対する椎間板ヘルニアの大きさの割合を表す指標として、面積比率、横径×前後径の積の比率、前後径の比率の3つの方法で求めた。CT 撮影時期に合わせて臨床症状と理学検査所見を記録した。

主要評価項目とそれに用いた統計手法

CTを用いた脊柱管と椎間板ヘルニアの大きさ
t test、相関係数

結果

脊柱管に対する椎間板ヘルニアの大きさの割合を表す指標として、面積比率、横径×前後径の積の比率、前後径の比率の3つの方法で求めた値はそれぞれ良く相関した。経時的にヘルニアの大きさは減少した。

結論

横径×前後径の積で求めたヘルニアの大きさは良い指標となる。

作成者

宮本雅史

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