(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

文献ID:S0007562

著者

森田知史/吉沢英造/小林茂

出典: 中部整災誌/ 36巻, 1013-4頁/ 発行年 1993年

研究デザイン

8.Case Series

Evidence Level

Level 7

研究施設

藤田保健衛生大学医学部整形外科学教室

目的

腰椎椎間板ヘルニア例に対し造影MRI 行い圧迫された神経根内の病態と臨床症状について検討した。

対象患者

腰椎椎間板ヘルニア50例、男25例、女15t例、平均年齢36.2歳

症例数

50

介入

MRI T1 強調像、T2強調像の各矢状断像とGd-DTPA 静注前後のT1強調像の横断像を撮像した。
腰痛、下肢痛、JOA score および神経学的所見とMRI造影所見との結果の関連性を検討した。

主要評価項目とそれに用いた統計手法

MRI 神経根の造影効果の有無、JOAの総点数、腰痛点数、下肢痛点数、SLRテスト、神経脱落症状、腰痛出現よりMRI 撮像までの期間

結果

造影MRI を施行した約42%に障害神経痛根の造影効果を認めた。JOAスコアは造影効果の見られた群で低い傾向を示し、腰痛点数は明らかな有意差は認めないが、下肢痛点数では造影効果の見られた群で有意に低い値を示した。SLRテスト強陽性は造影効果を認めた群で有意に多い値を示した。造影効果の見られた群で知覚障害が62%筋力低下が43%認め造影効果を認めない群に比べ多い傾向を示した。

結論

神経根の造影効果はJOAスコア、下肢痛点数、SLRテスト、神経脱落症状の重症度を反映していた。

コメント

データとして信頼性あり。

作成者

男澤朝行

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