(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン
文献ID:S0007535
PMID:
8208267
研究デザイン
8. Case Series
Evidence Level
Level 7
研究施設
Hoag memorial Hospital
目的
腰痛のないものにMRIにて椎間板異常がどの程度観察されるか評価する
対象患者
腰痛のない98名のvolunteer
症例数
98
対象人種
アメリカ人
主要評価項目とそれに用いた統計手法
二人の放射線科医がMRIを評価する。バイアスを避けるために腰痛がありMRIにて異常を認める27名のMRIを無作為に加え評価する。
結果
52%に1椎間以上のbulge を、27%にprotrusion を、1%にextrusion を認めた。
結論
腰痛のないものにも、MRIにて多くのbulgE, protrusion を認めるが、extrusion は少ない。
コメント
無症状の椎間板ヘルニアは多く存在する。文献DF01597と全く同じ対象を使用しているが、こちらの論文のほうがストレートに結論を提示している。
作成者
米 和徳