「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究補助金(21世紀型医療開拓推進研究事業:EBM分野)

文献ID:S0005134 PMID: 8694154

著者

Barker JP/Vafidis GC/Hall GM

出典: Anaesthesia/ 51巻, 5号, 435-7頁/ 発行年 1996年

Ev level

IV

対象患者と研究施設

白内障手術231症例。
Edgware General Hospital, Middlesex

目的と方法

局所麻酔と全身麻酔の違い。
局所麻酔を行った119症例と全身麻酔を行った112症例で比較。
術後合併症について検討。アンケート。
カイ二乗検定

結果

吐き気の発生率が全身麻酔で21%、局所麻酔で3%であった。咽頭痛が全身麻酔で41%、局所麻酔で3%であった。眼の疼痛は全身麻酔で15%、局所麻酔で39%であった。嘔吐、頭痛、術後疼痛の発症には差がなかった。術後飲食までの時間は局所麻酔で1.3から1.8時間、全身麻酔で4.1から6.7時間であった。

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