「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究補助金(21世紀型医療開拓推進研究事業:EBM分野)

文献ID:S0005126 PMID: 9065940

著者

Hara J/Yasuda F/Higashitsutsumi M

出典: Ophthalmologica/ 211巻, Suppl 1号, 62-7頁/ 発行年 1997年

Ev level

III

対象患者と研究施設

白内障手術を試行した488名。
Hara Eye Clinic, Osaka, Japan

目的と方法

術中結膜よりの細菌の検出
超音波乳化吸引術を行い、術中眼瞼皮膚、結膜からぬぐい液を採取。
菌検出。
Fisherの正確検定

結果

眼瞼皮膚、結膜からの菌検出率は84.6%、36.7%であった。嫌気性菌ではP. acnesのみが検出された。術前の洗浄ではポビドンヨード溶液を使用した群のP. acnes検出率が9%であったのに対して塩化ベンゼトニウム溶液では30%であった。

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