「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究補助金(21世紀型医療開拓推進研究事業:EBM分野)
文献ID:S0005124
PMID:
9824859
Ev level
IV
対象患者と研究施設
1990年から1995年までに水晶体融解性緑内障で白内障手術を行った45症例。
VST Center for Glaucoma Care, Hyderabad, India
目的と方法
水晶体融解性緑内障の眼圧と術後予後。
計画的嚢外摘出術と眼内レンズ挿入術を行った17例(グループ1)、計画的嚢外摘出術のみ行った28例(グループ2)。
眼圧、視力
paired t-test、カイ二乗検定
結果
すべての症例で眼圧は21mmHg以下となった。視力20/40以上がグループ1で76.5%、グループ2で60.7%であった。発症後2、3週間を経過しており緑内障性の視神経変化をきたしている症例もあった。