「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究補助金(21世紀型医療開拓推進研究事業:EBM分野)
文献ID:S0005044
PMID:
9298050
Ev level
IV
対象患者と研究施設
フラミンガム心臓研究コホートの生存者2675例(最初の眼検査で水晶体混濁がなかった660例、52-80歳)
目的と方法
喫煙と核型および非核型水晶体の混濁発現の関連性を調査
1973-1975年(フラミンガム眼研究I)、1986-1989(フラミンガム眼研究II)に、喫煙データ、年齢、性、教養、糖尿病と眼検査の結果を分析
ロジスティック回帰分析
結果
核白内障と喫煙歴、喫煙量が正に相関(p<0.002)、20本/日以上は非喫煙者よりリスク増加(オッズ比2.84)。非核白内障ではリスクがない(オッズ比1.42)。