「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」厚生科学研究補助金(21世紀型医療開拓推進研究事業:EBM分野)

文献ID:S0005017 PMID: 8206726

著者

Magno BV/Freidlin V/Datiles MB 3rd

出典: Invest Ophthalmol Vis Sci/ 35巻, 7号, 3078-84頁/ 発行年 1994年

対象患者と研究施設

正常な水晶体と白内障水晶体(中央皮質混濁あるいは後嚢下混濁を除く)を有する143眼

目的と方法

国立眼研究所(NEI)Scheimpflug白内障画像システムによる水晶体核の密度測定の再現性を測定することを目的とした。

水晶体のZeiss Scheimpflug画像模写は1人の撮影者が作成した。画像は、曝露即座チェックにより妥当性をテストした後に保管した。そして核領域のデンシトメトリーは画像ごとに施行した。反復測定による測定値の差の99%がその中に含まれると予想される間隔を、再現性の値(99%域)とみなした。

結果

核密度<0.30 光学密度ユニット(odu)(125眼)に対し、99%域は+/- 0.023 oduであった。核密度>=0.30 odu(18眼)の水晶体では、99%域は最初の測定値の+/-0.14倍であった。

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