(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-
文献ID:S0028339
PMID:
12119060
研究デザイン
MA(メタ)
エビデンスレベル
レベルI:システマティックレビュー/メタアナリシス
対象者(疾患/病態)
胃潰瘍
サンプルサイズ
不定
セッティング
他国多施設
追跡率
不定
予知因子:介入/要因曝露と対照
16研究(4試験がプロトンポンプ阻害薬とプラセボ;9試験がプロトンポンプ阻害薬とranitidine;3試験がlansoprazole,pantoprazole,rabeprazoleをomeprazoleと比較)
エンドポイント(アウトカム)
治癒
主な結果と結論
ranitidineとlansoprazole,omeprazole,pantoprazole 3薬の統合値とによる4週時点のリスク比は1.33(95%CI: 1.24 to 1.42)であることを示した.また個々の試験で,rabeprazole,pantoprazole,lansoprazoleの方がomeprazoleと比較して,より優れていることが示されていた.従って,プロトンポンプ阻害薬はranitidineあるいはプラセボに比較し,治癒率が高いことが示された.
効果指標値(95%信頼区間)
リスク比:上記
コメント
プロトンポンプ阻害薬はH2RAより優れている.