(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0028108

著者

西元寺克礼/岡部治弥/野村喜重郎

出典: 臨牀と研究/ 65巻, 1687-92頁/ 発行年 1988年

研究デザイン

RCT

エビデンスレベル

レベルII:1つ以上のランダム化比較試験による

対象者(疾患/病態)

内視鏡的に確認した活動性胃潰瘍

サンプルサイズ

47,60,47

セッティング

大学病院,一般病院,多施設

追跡率

不明.脱落の記載がないので,PP解析のみか?

予知因子:介入/要因曝露と対照

治療薬:シメチジン単独
プラセボ:なし
比較薬:シメチジンとセルベックス併用,ただし併用群は2群あり,1群は4週後シメチジン量が半量の400mg

エンドポイント(アウトカム)

1. 4,8週後の治癒率
2. 治癒確認後の3,6ヶ月後の非再発率,ただしシメチジンは半量(400mg)

主な結果と結論

1. 4,8週後の治癒率に有意差なし
2. 累積非再発率は,シメチジン半量単独維持群に比べ併用群で有意に高い(p<0.05)

効果指標値(95%信頼区間)

統計学的解析法:χ2検定,Logrank test

コメント

維持療法の非再発率は,シメチジン常用量との比較ではない.

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 0
ケアの供給者は盲検化されているか 0
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 0
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 0

総スコア 3

アブストラクトテーブル用記述

Second choiceのH2B単独と,H2Bと防御因子剤の併用で潰瘍治癒率に差はない.

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