(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-
文献ID:S0028033
PMID:
15551252
研究デザイン
RCT
エビデンスレベル
レベルII:1つ以上のランダム化比較試験による
対象者(疾患/病態)
1回以上の除菌治療不成功例
サンプルサイズ
90例
セッティング
大学病院
追跡率
96.7%
予知因子:介入/要因曝露と対照
治療薬:pantoprazole 40mg,amoxicillin 1g,levofloxacin 250mg 1日2回 10日間(PAL)
比較薬:omeprazole 20mg 1日2回 第1週,omeprazole 20mg 1日2回,tetracycline 250mg 1日4回,metronidazole 500mg 1日2回,bismuth subcitrate 240mg 1日2回 第2週(OTMB)
エンドポイント(アウトカム)
除菌効果
主な結果と結論
intention-to-treat除菌率は,PAL群で70%(95% confidence interval: 53-87),OTMB群で37%(95%CI: 23-47)で,前者が有意に高かった(p<0.001).副作用頻度に差はなかった.
効果指標値(95%信頼区間)
統計学的解析法:Chi-squared test,Fisher exact test
Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>
治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 0
ケアの供給者は盲検化されているか 0
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 1
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 1
総スコア 5