(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0028030 PMID: 10540045

著者

Gisbert JP/Gisbert JL/Marcos S/Grávalos RG/Carpio D/Pajares JM

出典: Aliment Pharmacol Ther/ 13巻, 1311-6頁/ 発行年 1999年

研究デザイン

RCT

対象者(疾患/病態)

omeprazole(O),amoxycillin(A),clarithromycin(C) 1週間の3剤療法不成功例

サンプルサイズ

60例

セッティング

大学病院

追跡率

96.7%

予知因子:介入/要因曝露と対照

治療薬:omeprazole(20mg b.d.),bismuth subcitrate(120mg q.d.s.),tetracycline(500mg q.d.s.),metronidazole(250mg q.d.s.) 7日間(group OBTM, n=30)
比較薬:Ranitidine bismuth citrate(400mg b.d.),tetracycline(500mg q.d.s.),metronidazole(250mg q.d.s.) 7日間(group RbcTM, n=30)

エンドポイント(アウトカム)

除菌率

主な結果と結論

Intention-to-treat除菌率は,OBTM群で57%(95%CI: 39-73%),RbcTM群で83%(95%CI: 66-93%)で,後者が有意に高かった(P<0.05).多変量解析では,除菌方法(オッズ比 3.9,CI: 1.02-15,p=0.044)と診断(十二指腸潰瘍/non-ulcer dyspepsia,オッズ比 0.1,CI: 0.02-0.4,p=0.002)が除菌率に影響する因子であった.

効果指標値(95%信頼区間)

統計学的解析法:Chi-squared test

コメント

OCA不成功後には,Ranitidine bismuth,tetracycline,metronidazoleの二次除菌が有用であった.

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 0
ケアの供給者は盲検化されているか 1
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 1
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 1

総スコア 6

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