(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0028006 PMID: 9672334

著者

Treiber G/Lambert JR

出典: Am J Gastroenterol/ 93巻, 1080-4頁/ 発行年 1998年

研究デザイン

MA(メタ) 1988年から1997年までの研究を対象

エビデンスレベル

レベルI:システマティックレビュー/メタアナリシス

対象者(疾患/病態)

消化性潰瘍

サンプルサイズ

60の研究,4329名

追跡率

不定

予知因子:介入/要因曝露と対照

除菌治療(さまざまなレジメ),胃酸抑制治療(プロトンポンプ阻害薬,H2ブロッカー)

エンドポイント(アウトカム)

潰瘍治癒を治療終了後4週以後のH. pylori(UBTまたは組織学的またはウレアーゼ試験)の有無で比較した.

主な結果と結論

胃潰瘍については,除菌成功例の治癒率88%,HP陽性例の治癒率73%(OR=2.7,95%CI: 1.3-5.4,P<0.01).
胃酸抑制治療の併用はHP陽性例では78% vs 67%で治癒率に差があったが(P<0.0001),HP陰性化例(除菌成功例)では94%と96%で差がなかった.

効果指標値(95%信頼区間)

除菌成功と不成功でオッズ比:2.7(95%CI: 1.3-5.4)
統計学的解析法:Prism 2.01ソフトウェアを用い,Odds Ratioと95%信頼区間(CI)を求めた.χ二乗検定,スペアマン相関係数

コメント

HP除菌成功は胃潰瘍治癒を促進することが明らか.胃潰瘍の再発率ではなく,治癒率について,HP除菌の便益が証明されている.

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