(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0027973 PMID: 16091053

著者

Leontiadis GI/Sharma VK/Howden CW

出典: Aliment Pharmacol Ther/ 22巻, 169-74頁/ 発行年 2005年

研究デザイン

MA(メタ)

エビデンスレベル

レベルI:システマティックレビュー/メタアナリシス

対象者(疾患/病態)

出血性胃潰瘍

サンプルサイズ

801〜1197

セッティング

他国多施設

追跡率

不定

予知因子:介入/要因曝露と対照

治療薬:PPI

エンドポイント(アウトカム)

輸血量と入院期間

主な結果と結論

PPIは出血性胃潰瘍に対して輸血量と入院期間で短縮させる(輸血する条件,退院の条件は各論文で異なっているが・・・).

効果指標値(95%信頼区間)

輸血量:-0.6units(95%CI: -1.1〜0,P=0.05)
入院期間:-1.1日(95%CI: -1.5〜-0.7,P<0.0001)

コメント

PPIは輸血量減少で入院期間を短縮させる可能性がある.

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 0
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 1
ケアの供給者は盲検化されているか 0
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 0
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 0

総スコア 3

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