(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0027898 PMID: 15495066

著者

Ford A/Delaney B/Forman D/et al.

出典: Cochrane Database Syst Rev/ 4号, CD003840頁/ 発行年 2004年

研究デザイン

MA(メタ)

エビデンスレベル

レベルI:システマティックレビュー/メタアナリシス

対象者(疾患/病態)

H. pylori陽性の消化性潰瘍症例(胃潰瘍治癒の症例)

サンプルサイズ

89論文(14論文:1572症例)

セッティング

その他(Cochrane Controlled trial Register, Medline, Embase, CINAHL)

予知因子:介入/要因曝露と対照

A群:除菌治療(1週間)+PPI(7週間)
B群:PPI (1週間)+PPI(7週間)

エンドポイント(アウトカム)

胃潰瘍の内視鏡的治癒率

主な結果と結論

非治癒率は除菌群で22%,潰瘍治療群で14%であった.除菌治療+潰瘍治療は潰瘍治療単独には有意な治癒率は認めなかった.

効果指標値(95%信頼区間)

RR=1.25,95%CI=0.88-1.76

コメント

胃潰瘍治療薬にHP除菌を加えても胃潰瘍治癒に差は認めなかった.

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 1
ケアの供給者は盲検化されているか 1
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 0
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 1

総スコア 6

アブストラクトテーブル用記述

活動性胃潰瘍の初期治療においては,除菌治療は潰瘍治療に影響を与えない.

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