(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000636
PMID:
8346082
研究デザイン
方法:テオフィリン血中濃度高値例の副作用集計解析 観察期間:1980〜1988年 その他:副作用の有無,種類,血中濃度との関係
セッティング
対象者
例数:163 年齢:1ヵ月〜17 対象:1980〜88年の入院患者でテオフィリン血中濃度24μg/mL以上の症例
介入(要因曝露)
主な結果
1)血中濃度25〜50μg/mLの150例のうち無症状44例(29%)
2)血中濃度50μg/mL以上は副作用必発
3)頻脈(47%),嘔吐(52%)は濃度依存的に発現
4)痙攣9例(元来神経学的に正常5例,血中濃度50μg/mL以上では5例中4例に発症)
5)126例の定期使用中患者のうち105例に副作用(原因不明)