(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000611
PMID:
2754149
研究デザイン
方法:β2刺激薬ネブライザー吸入とエピネフリン皮下注の併用の検討 対象薬:メタプロテレノールsulfate,エピネフリンまたは偽薬(テオフィリン血中濃度は同じ) 容量:メタプロテレノール15mg/0.3mLを5mL(生食)としてマスクで吸入,エピネフリン0.3mL(1:1000),投与:0,30,60,120,150,180分 観察期間:0+4時間 その他:理学所見,PEF
セッティング
対象者
例数:100 年齢:β2刺激薬:36 エピネフリン:34 対象:急性増悪(PEF< 150L/分)
介入(要因曝露)
主な結果
1)どちらのルートでも同様に有意な効果(PEF増加)あった2)メタプロテレノール吸入で効果ない場合の方が,エピネフリン皮下注で効果ない症例よりも有意に多かった3)エピネフィリン皮下注はメタプロテレノール吸入に反応しない発作にも有効である