(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000561
PMID:
9105060
研究デザイン
方法:観察期間2週後吸入ステロイド薬のBDIを半減しONO-1078(プランルカスト)の450mg2回/日(ONO群)または偽薬(P群) (二重盲検・偽薬対照・4施設) 観察期間:2+6週 その他:臨床症状,β2刺激薬吸入量,副作用,肺機能
セッティング
対象者
例数:79 (P37,ONO4 年齢: 年齢:21 対象:吸入BDI>1500μg/日を6週以上使用患者
介入(要因曝露)
主な結果
1)P群:FEV減少(p<0.05)朝のPEF減少(P<0.001),ONO群 FEV,PEFの変化なし2)P群:喘息症状およびβ2刺激薬使用量増加,ONO:同上の変化なし3)P群:血清ECPの増加 (p=0.007),呼気NOの増加p=0.025),ONO群:同上の変化なし4)結論:プランルカストは吸入ステロイド薬半減後6週間の喘息悪化を阻止する