(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000555
PMID:
9227718
研究デザイン
方法:経口薬 プランルカスト33.5mg(H),225mg(L),偽薬(P)を分2/日(二重盲検,偽薬対照・多施設,欧州) 観察期間:2+4週 その他:臨床症状,臨床検査,副作用,肺機能
セッティング
対象者
例数:135(H45,L46,P44) 年齢:18〜70 対象:FEV1.050〜80%でサルブタモール200〜400μg吸入30分後に15%以上改善の喘息患者。吸入ステロイド薬(BDP)使用率P70.5,H60.0,J60.9% 平均約800μg/日
介入(要因曝露)
主な結果
1)総症状点数低下P
2)副作用:有意差なし,重篤なものなし
3)朝のPEF:すべての時期でH>P(p<0.01〜0.05)。1,2週時L>P(p<0.01〜0.05)。H,L有意差なし FEV1.0:4週時L>P(p<0.05)
4)結論:プランルカストは安全で喘息に有用である。吸入ステロイド薬使用者にも有効である