(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000452
PMID:
1978871
研究デザイン
方法:吸入フェノテロール1日4回連用と頓用の効果比較(二重盲検・偽薬対照・交差) 観察期間:0+(24+24)週 その他:PEF,PC20,症状
セッティング
対象者
例数:89 年齢:15〜64 対象:中等症〜重症
介入(要因曝露)
主な結果
1)30%の患者は連用期間で,70%の患者は頓用期間で喘息コントロールが良好2)気道過敏性は連用期間でやや悪化した3)咳の頻度や痰の産生,喘息の重篤な悪化は連用期間で多く,ICSの増量を必要とした4)β2刺激薬の連用は喘息死率増加の重要な原因と思われる