乳腺炎ケアガイドライン2020 2版
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目次
乳腺炎ケアガイドライン2020刊行に寄せて | |||||||
Ⅰ | 乳腺炎ケアガイドライン2020について -日本助産師会の取り組み- | ||||||
1 | 乳腺炎ケアガイドライン2020作成の経緯 | ||||||
1) | 本書作成の背景 | ||||||
2) | 本書の作成過程と特徴 | ||||||
2 | これまでの乳腺炎ケアに関する主な取り組みの経緯 | ||||||
1) | 安全対策委員会の取り組み | ||||||
2) | 母乳育児支援ガイドライン検討委員会の取り組み | ||||||
3) | 母乳育児支援業務基準検討特別委員会の取り組み | ||||||
4) | 乳幼児の望ましい授乳支援のあり方検討委員会の取り組み | ||||||
3 | 利益相反について | ||||||
1) | 利益相反状態について | ||||||
2) | 公益社団法人日本助産師会『研修等の利益相反に関する指針』第4条(申告すべき事項) | ||||||
3) | 公益社団法人日本助産師会『研修等の利益相反に関する指針』第5条(申告の基準) | ||||||
Ⅱ | 母乳育児支援に対する基本的な考え方 | ||||||
1 | 国際的およびわが国の母乳育児支援の動向と取り組み | ||||||
1) | 国際的な母乳育児支援の動向 | ||||||
2) | わが国における近年の母乳育児と支援の動向 | ||||||
2 | 国際助産師連盟(International Confederation of Midwives: ICM)における母乳育児支援 | ||||||
3 | 日本助産師会における母乳育児支援 | ||||||
4 | エビデンスとナラティブ、協動的パートナーシップと対話に基づく共有意思決定 | ||||||
5 | 乳腺炎重症化予防ケア・指導に関する診療報酬 | ||||||
1) | 乳腺炎重症化予防ケア・指導料に関する告知と留意事項通知 | ||||||
2) | 疑義解釈(Q&A) | ||||||
Ⅲ | 乳腺炎 | ||||||
1 | 乳腺炎 | ||||||
1) | 乳腺炎の定義 | ||||||
2) | 発生時期・頻度 | ||||||
3) | 原因および誘因 | ||||||
4) | 乳腺炎の分類 | ||||||
5) | 乳腺炎の起炎菌と感染経路 | ||||||
6) | 感染経路 | ||||||
2 | 情報収集と鑑別診断 | ||||||
1) | 情報収集にあたっての助産師の心得 | ||||||
2) | 情報収集における助産師の関わり方の基本 | ||||||
3) | 問診、視診、触診、児の健康診査の実際 | ||||||
4) | 鑑別診断の流れ | ||||||
5) | アトラス | ||||||
6) | その他乳腺炎と鑑別すべき疾患 | ||||||
Ⅳ | 乳腺炎ケアのフローチャート2020と事例 | ||||||
1 | 乳腺炎ケアのフローチャート2020の概要 | ||||||
1) | はじめに | ||||||
2) | 2015版からの変更点 | ||||||
2 | フローチャートの使用方法 | ||||||
1) | フローチャートの見方 | ||||||
2) | 乳腺炎の状態の判断 | ||||||
3) | フローチャートの活用:状態開始と終了の判断 | ||||||
4) | 支援の実際 | ||||||
5) | 乳腺炎重症度評価 | ||||||
6) | 乳腺炎ケアのフローチャート2020 | ||||||
3 | 乳腺炎の状態に応じたフローチャートと解説 | ||||||
1) | 状態1 うっ滞性乳腺炎の可能性 | ||||||
2) | 状態2 うっ滞性乳腺炎/感染性乳腺炎の可能性 | ||||||
3) | 状態3 感染性乳腺炎の可能性 | ||||||
4) | 状態4 膿瘍形成 | ||||||
5) | 重症化させないための判断と支援のポイント | ||||||
Ⅴ | 母子への支援と対処(処置) | ||||||
1 | 授乳の継続 | ||||||
2 | 効果的な授乳方法 | ||||||
1) | 基本的な授乳方法の確認 | ||||||
2) | 乳腺炎時の授乳方法の工夫(母親が行えるように説明して奨励する) | ||||||
3) | おっぱいを嫌がる児への対処(児のなだめ方) | ||||||
3 | 搾乳 | ||||||
1) | 搾乳が必要な場合 | ||||||
2) | 搾乳方法の説明 | ||||||
3) | 搾乳の実際 | ||||||
4) | 搾乳時の注意点 | ||||||
4 | 支持的カウンセリング(情緒的支援)と情報提供 | ||||||
5 | 日常生活への支援 | ||||||
1) | 母親のストレスと疲労の軽減 | ||||||
2) | 食事 | ||||||
3) | 清潔 | ||||||
4) | 家庭で行える手当 乳房局所への冷/温湿布 | ||||||
6 | 薬物療法 | ||||||
1) | 鎮痛薬 | ||||||
2) | 抗菌薬 | ||||||
7 | 膿瘍に対する治療と支援 | ||||||
1) | 膿瘍の対処 | ||||||
2) | 膿瘍の切開手術による治療経過と観察およびケア | ||||||
8 | 再発防止への支援 | ||||||
9 | 乳房マッサージ | ||||||
1) | 助産師による乳房マッサージの法的根拠 | ||||||
2) | 乳腺炎重症化予防ケア・指導に関する診療報酬と乳房マッサージ | ||||||
3) | 乳房マッサージとは | ||||||
4) | 乳房マッサージを行うときの留意点 | ||||||
Ⅵ | CQに基づくガイドライン | ||||||
1 | 本書に基づく支援の考え方 | ||||||
2 | 授乳期乳腺炎のケアガイドライン | ||||||
1) | 作成の手順とガイドライン利用の注意点 | ||||||
CQ1: | 妊婦に、乳腺炎についての情報提供をすると、乳腺炎の発症を予防できるか? | ||||||
CQ2: | 授乳中の女性が、脂肪摂取を制限すると、乳腺炎の発症を予防できるか? | ||||||
CQ3: | 授乳中の女性が、乳製品の摂取を制限すると、乳腺炎の発症を予防できるか? | ||||||
CQ4: | 授乳中の女性が、児の欲求に応じた授乳をすると、乳腺炎の発症を予防できるか? | ||||||
CQ5: | 乳腺炎の女性が、葛根湯を服用すると、乳腺炎症状(発熱・発赤・疼痛・腫脹)が改善するか? | ||||||
CQ6: | 乳腺炎の女性が、患側の乳房に冷湿布をすると、乳腺炎症状(発熱・発赤・疼痛・腫脹)が改善するか? | ||||||
CQ7: | 乳腺炎の女性が、医療者、特に助産師による乳房マッサージや搾乳を受けると、乳腺炎症状(発熱・発赤・疼痛・腫脹)が改善するか? | ||||||
CQ8: | 乳腺炎のリスク因子は何か? | ||||||
2) | 資料 | ||||||
Ⅶ | 用語の規定と解説 | ||||||
Ⅷ | 付記資料 | ||||||
母乳外来カルテ(1号用紙)原本 | |||||||
感染性乳腺炎の経過記録帳(2号用紙)原本 | |||||||
乳腺炎重症化予防ケア・指導経過記録用紙 | |||||||
乳腺炎重症化予防ケア・指導経過記録用紙の使い方 | |||||||
紹介・診療情報提供書(紹介状)原本 | |||||||
感染予防マニュアル(例) | |||||||
妊産婦のための食事バランスガイド |