メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン2020年版
10.推奨および推奨度の決定基準
10.推奨および推奨度の決定基準
CQの推奨の決定には,エビデンスのレベル,エビデンスの質,エビデンスの一貫性(複数の研究による支持),臨床的有用性,臨床上の適応性,害やリスクに関するエビデンスを考慮し,総合的に判断した。
推奨度は下記に示す分類を用いた。
推奨度 | |||||||||||||||||
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推奨と推奨度については,2015~2017年度AMED研究班の班会議と2016~2017年度厚労科研研究班の班会議で班員ごとにエビデンスのレベル,エビデンスの質,エビデンスの一貫性(複数の研究による支持),臨床的有用性,臨床上の適応性,害やリスクに関するエビデンスを考慮し検討を行い,無記名で投票を行った。その投票結果を基に日本めまい平衡医学会メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン2020年版作成委員会(以下,ガイドライン作成委員会)が決定した。