(旧版)ED診療ガイドライン 2012年版

 
9 持続勃起症

2 分類
①虚血性持続勃起症,②非虚血性持続勃起症,③stuttering priapism 注)に分類される1)
虚血性持続勃起症の場合,4時間を超える場合は何らかの処置が必要とされている3)。再発性は,鎌状赤血球症の患者でみられる疼痛を伴う不随意の繰り返される持続勃起である。その治療法は虚血性持続勃起症に準ずる。わが国では鎌状赤血球症の発症はきわめて少ない。
注) Stuttering priapism:鎌状赤血球症の患者でみられる,疼痛を伴う不随意の繰り返される持続勃起であるが,わが国でも特発性や薬剤性の患者で同様の症状がみられることがあり,やがて虚血性持続勃起症に移行する。鎌状赤血球症で持続勃起症が起こる一因として,血管内皮由来一酸化窒素(NO)減少によるPDE5活性が低下しており,神経由来のNO が放出されると,海綿体平滑筋の異常弛緩が起こることが指摘されている。それゆえ逆説的であるが,stuttering priapism の治療としてPDE5阻害薬の連日投与を行い,その発症を抑えたという報告もある2)
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