(旧版)線維筋痛症診療ガイドライン 2011
4章 鑑別診断
5.線維筋痛症と精神疾患の鑑別
5.線維筋痛症と精神疾患の鑑別
6.線維筋痛症症状と認知症
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線維筋痛症症状を訴える患者に知的機能の低下を認める場合は認知症の合併を疑う。軽度の認知症は日常生活の言動から見出せることは少なく,何らかの知能検査を実施しなければ診断できないことが多い。認知症症状がある場合,実際にある痛みを訴えなかったり,他の身体症状を痛みとして訴えたりすることがあるため,症状は慎重に評価する。 |
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線維筋痛症症状を訴える患者に知的機能の低下を認める場合は認知症の合併を疑う。軽度の認知症は日常生活の言動から見出せることは少なく,何らかの知能検査を実施しなければ診断できないことが多い。認知症症状がある場合,実際にある痛みを訴えなかったり,他の身体症状を痛みとして訴えたりすることがあるため,症状は慎重に評価する。 |