口腔癌診療ガイドライン 2019年版
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目次
口腔癌診療ガイドライン改訂合同委員会 委員一覧 | |||||||||
ガイドライン評価委員会 委員一覧 | |||||||||
2019年版 序 | |||||||||
2019年版 ガイドライン改訂にあたって | |||||||||
2013年版 序 | |||||||||
2013年版 ガイドライン改訂にあたって | |||||||||
2009年度版 序 | |||||||||
2009年度版 ガイドライン作成にあたって | |||||||||
口腔癌診療ガイドライン2019年版 作成の手順に関して | |||||||||
Part1 | 総説 | ||||||||
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重要ポイント2-1 | 我が国における口腔癌の罹患数はどのくらいか? | ||||||||
重要ポイント2-2 | 我が国における口腔癌の好発部位はどこか? | ||||||||
重要ポイント2-3 | 口腔癌の危険因子は何か? | ||||||||
重要ポイント2-4 | 口腔癌の前癌病変(口腔潜在的悪性疾患)である白板症の癌化率はどのくらいか? | ||||||||
重要ポイント2-5 | 重複癌の好発部位と発生頻度は? | ||||||||
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Ⅰ | 臨床診断 | ||||||||
重要ポイント3-1 | 口腔癌の肉眼分類はどのようなものが臨床上有用か? | ||||||||
重要ポイント3-2 | 内向型の舌癌は表在型や外向型に比べて頸部リンパ節転移の可能性は高いか? | ||||||||
重要ポイント3-3 | 内向型と表在型の舌癌は,外向型に比べて原発巣再発頻度が高いか? | ||||||||
重要ポイント3-4 | 触診による頸部リンパ節転移の診断はどの程度可能か? | ||||||||
Ⅱ | 画像診断 | ||||||||
1. | T-原発巣の画像診断 | ||||||||
2. | N-領域リンパ節の画像診断 | ||||||||
3. | M-遠隔転移の画像診断 | ||||||||
4. | その他の画像診断 | ||||||||
重要ポイント3-5 | 舌痛のT-原発巣の評価にはどのような画像検査が勧められるか? | ||||||||
重要ポイント3-6 | 舌癌原発巣の画像上の厚さ(深さ)は頸部リンパ節転移と関連するか? | ||||||||
重要ポイント3-7 | 下顎歯肉癌のT-原発巣の評価にはどのような画像検査が勧められるか? | ||||||||
重要ポイント3-8 | 下顎歯肉癌原発巣の画像所見は臨床経過と関連するか? | ||||||||
重要ポイント3-9 | 口腔癌の頸部リンパ節転移(N-領域リンパ節)の評価にはどのような画像検査が勧められるか? | ||||||||
重要ポイント3-10 | 口腔癌の遠隔転移(M-遠隔転移)の評価にはどのような画像検査が勧められるか? | ||||||||
Ⅲ | 病理診断 | ||||||||
1. | 病理検査法 | ||||||||
2. | 上皮内癌を含めた口腔癌早期病変の考え方の変遷 | ||||||||
3. | 組織学的悪性度評価と浸潤様式,癌の深達度 | ||||||||
重要ポイント3-11 | 生検検体から口腔癌の診断・治療に対してどのような情報が得られるか? | ||||||||
重要ポイント3-12 | 口腔癌の外科療法において術中迅速病理診断は有用か? | ||||||||
重要ポイント3-13 | 口腔癌において切除断端に上皮性異形成を認めた症例の再発率は高いか? | ||||||||
重要ポイント3-14 | 口腔癌の浸潤様式は予後の判定に有用か? | ||||||||
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Ⅰa | 外科療法-切除術 | ||||||||
1. | 舌癌 | ||||||||
2. | 口底癌 | ||||||||
3. | 頬粘膜癌 | ||||||||
4. | 下顎歯肉癌 | ||||||||
5. | 上顎歯肉癌・硬口蓋癌 | ||||||||
付 | 気管切開術 | ||||||||
重要ポイント4-1 | 口腔癌の原発巣切除における適切な安全域は? | ||||||||
重要ポイント4-2 | pull-through operationの適応は? | ||||||||
重要ポイント4-3 | 口腔癌手術における生体染色の有用性は? | ||||||||
重要ポイント4-4 | 口底癌における下顎骨合併切除の適応は? | ||||||||
重要ポイント4-5 | 下顎歯肉痛の骨浸潤(骨吸収)が歯槽部にとどまっている症例における辺縁切除術の適応は? | ||||||||
Ⅰb | 外科療法-再建術 | ||||||||
1. | 軟組織の再建方法 | ||||||||
2. | 顎骨の再建方法 | ||||||||
重要ポイント4-6 | 舌癌切除術後欠損に対する再建方法で,遊離組織移植(血管柄付き組織移植)は有茎(筋)皮弁に比べて術後の機能は優れているか? | ||||||||
重要ポイント4-7 | 血管柄付き骨移植による下顎再建は他の方法と比較して優れているか? | ||||||||
Ⅱ | 放射線療法 | ||||||||
1. | 小線源治療 | ||||||||
2. | 外部照射 | ||||||||
重要ポイント4-8 | 舌癌T1,T2症例に対する組織内照射は外科療法と同等の原発巣制御率が得られるのか? | ||||||||
Ⅲ | 化学放射線療法(殺細胞性抗がん薬以外の薬物の併用も含む) | ||||||||
重要ポイント4-9 | 切除可能進行口腔癌において,化学放射線療法(殺細胞性抗がん薬以外の薬物の併用も含む)の原発巣・頸部制御率および生存率は,放射線療法および外科療法と比較して高いか? | ||||||||
重要ポイント4-10 | 切除不能進行口腔癌において,化学放射線療法(殺細胞性抗がん薬以外の薬物の併用も含む)の原発巣・頸部制御率および生存率は,放射線療法単独と比較して高いか? | ||||||||
重要ポイント4-11 | CDDPを主体とした超選択的動注化学放射線療法はどのような症例に有効と考えられるか? | ||||||||
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1. | 頸部リンパ節のレベル分類 | ||||||||
2. | 頸部郭清術の基本術式 | ||||||||
3. | 頸部郭清術の適応 | ||||||||
4. | 頸部郭清術後の治療法 | ||||||||
5. | その他の治療法 | ||||||||
重要ポイント5-1 | N0症例に対する予防的頸部郭清術はどのような症例に適応されるか? | ||||||||
重要ポイント5-2 | LevelⅠに転移した口腔癌N1症例に対して,SOHNDは応用できるか? | ||||||||
重要ポイント5-3 | 頸部郭清術による手術標本の病理組織学的検索では,どのような転移様相の場合に予後不良となるか? | ||||||||
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1. | 術前療法 | ||||||||
2. | 術後療法 | ||||||||
重要ポイント6-1 | 口腔癌に対する術前療法は,原発巣・頸部制御率および生存率を改善するか? | ||||||||
重要ポイント6-2 | 術後化学放射線療法(殺細胞性抗がん薬以外の薬物療法を含む)はどのような症例に施行すべきか? | ||||||||
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1. | 治療開始前からの摂食嚥下リハビリテーションおよび治療後の上肢挙上訓練の導入 | ||||||||
2. | 治療開始時からの口腔管理 | ||||||||
3. | 治療後のQOL評価 | ||||||||
4. | 術後の摂食嚥下リハビリテーションと舌接触補助床 | ||||||||
5. | 放射線療法と抜歯 | ||||||||
重要ポイント7-1 | 摂食嚥下リハビリテーションの導入は,術後の機能の向上に有用か? | ||||||||
重要ポイント7-2 | 口腔癌治療における口腔管理は合併症の予防に有用か? | ||||||||
重要ポイント7-3 | 口腔癌治療後のQOL評価にはどのような方法があるか? | ||||||||
重要ポイント7-4 | 舌接触補助床は術後の機能改善に有用か? | ||||||||
重要ポイント7-5 | 放射線照射野内の抜歯は避けるべきか? | ||||||||
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重要ポイント8-1 | 口腔癌一次治療後に必要な経過観察の間隔と期間は? | ||||||||
重要ポイント8-2 | 治療後の経過観察で必要な検査法は? | ||||||||
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1. | 外科療法 | ||||||||
2. | 放射線療法ならびに化学放射線療法 | ||||||||
3. | 薬物療法 | ||||||||
重要ポイント9-1 | 口腔癌の根治的治療後の再発癌に対する治療法と治療成績は? | ||||||||
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1. | 疼痛管理 | ||||||||
2. | 栄養療法 | ||||||||
3. | 精神症状の緩和 | ||||||||
4. | 口腔癌患者の終末期医療 | ||||||||
5. | 口腔癌患者の緊急医療 | ||||||||
重要ポイント10-1 | 緩和医療の基本的な知識を習得するPEACEプロジェクトとは? | ||||||||
Part2 | GRADEアプローチによる推奨 | ||||||||
Ⅰ | 方法 | ||||||||
1. | 作成方法について | ||||||||
2. | 対象について | ||||||||
3. | 包括的疑問について | ||||||||
4. | SRとevidence-to-decision framework(EtD)表 | ||||||||
5. | 推奨度の表現について | ||||||||
Ⅱ | 推奨と根拠 | ||||||||
1. | 早期例の治療 | ||||||||
2. | 切除可能な進展例の治療 | ||||||||
3. | 切除不能な初発局所進展例の治療 | ||||||||
4. | 局所治療が不能な再発例の治療 | ||||||||
Ⅲ | 考察 | ||||||||
付録 | |||||||||
1. | Part2の作成に関わった委員 | ||||||||
1.1. | 計画と編集 | ||||||||
1.2. | 資料ならびに推奨文の作成 | ||||||||
1.3. | 外部評価 | ||||||||
2. | 本改訂の資金 | ||||||||
3. | 診療ガイドライン作成方法について | ||||||||
4. | 口腔癌診療ガイドラインの対象について | ||||||||
5. | 包括的疑問・analytic framework・キークエスチョン・システマティックレビューについて | ||||||||
5.1. | analytic framework | ||||||||
5.2. | 包括的疑問とKQとSRの関係 | ||||||||
6. | アウトカムについて | ||||||||
6.1. | SRのアウトカム一覧と診療ガイドラインパネル会議で合意された重要度 | ||||||||
6.2. | 各アウトカムの詳細な定義 | ||||||||
7. | 検索式 | ||||||||
7.1. | 疾患(口腔癌)について | ||||||||
7.2. | 研究デザインについて | ||||||||
7.3. | 治療・介入(一覧) | ||||||||
7.4. | データベース | ||||||||
8. | EtD表 | ||||||||
8.1. | 包括的疑問1:早期例に対して,最も望ましい治療法は? | ||||||||
8.2. | 包括的疑問2:切除可能な進展例に対して,最も望ましい治療法は? | ||||||||
8.3. | 包括的疑問3:切除不能な初発局所進展例に対して,最も望ましい治療法は? | ||||||||
8.4. | 包括的疑問4:局所治療が不能な再発例に対して,最も望ましい治療法は? | ||||||||
9. | 根拠となるSR | ||||||||
9.1. | SR1:切除可能で外科療法を予定している症例に対して,術前療法を行うべきか? | ||||||||
9.2. | SR2:原発巣の外科療法と同時に予防的に頸部郭清術を行うべきか? | ||||||||
9.3. | SR3:頸部転移症例において,原発巣の外科療法と同時に行う頸部郭清術は,全頸部郭清術よりも選択的頸部郭清術を行うべきか? | ||||||||
9.4. | SR4:口腔癌術後の局所頸部再発のリスク症例に,追加治療を行うべきか? | ||||||||
9.5. | SR5:切除不能な初発局所進展例(遠隔転移なし)の化学放射線療法前に導入化学療法を行うべきか? | ||||||||
9.6. | SR6:超選択的動注化学放射線療法を行うべきか? | ||||||||
9.7. | SR7:局所治療が不能な再発例に,化学療法を行うべきか?(放射線療法の有無は問わない) | ||||||||
9.8. | 価値観と意向 | ||||||||
10. | 内部評価・外部評価・パブリックコメント | ||||||||
10.1. | 推奨文決定の診療ガイドラインパネル会議前 | ||||||||
10.2. | 推奨文決定の診療ガイドラインパネル会議後 | ||||||||
索引 |