(旧版)大腸癌治療ガイドライン

 
II.治療法の種類と治療方針の解説

 
7.緩和医療

緩和医療とは,がんにかかわる精神的,身体的なさまざまな症状に対する緩和治療の総称である。
緩和医療は,大腸癌の診断がついた時点から終末期までを包括する医療であり,病期や症状により,実施すべき内容が異なる。
QOL向上のための緩和医療には以下のものが含まれる。
 
1. 疼痛緩和
2. 外科治療
3. 化学療法
4. 放射線療法
5. 精神症状に対するカウンセリング
癌性疼痛に対しては,WHOのステップラダー(3段階除痛ラダー)に基づいたコントロール115)が推奨される。

 

 
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