(旧版)大腸癌治療ガイドライン

 
II.治療法の種類と治療方針の解説

 
3.血行性転移の治療方針
2)肺転移の治療方針
肺転移の治療には,肺切除と化学療法がある。
肺転移巣の切除が可能であれば肺切除を考慮する。
肺切除には系統的切除と部分(非系統的)切除がある。


【肺切除の適応基準】
1 耐術可能
2 原発巣が制御されているか,制御可能
3 肺転移巣を遺残なく切除可能
4 肺外転移がないか,制御可能
5 十分な残肺機能
切除不能肺転移で全身状態が一定以上に保たれる場合は,全身化学療法を考慮する。
全身状態が不良な場合は適切なBSCを行う。

 

 
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