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Naruke T |
1993 |
胸部X線と高危険群に対する喀痰細胞診 |
肺がん2,594人 (検診発見1,297人、外来発見1,297人) |
16歳以上の男女 |
1978-81年に研究班参加20施設で治療あるいは診断されたがん症例から、検診由来症例と外来由来症例を性・年齢・治療期間によって層化抽出。 |
累積生存率 |
抽出した症例を追跡 |
検診発見がん症例のうち60.6%がstage0-II、39.4%がstageIII-IVであり、外来発見がん症例は27.1%がstage0-II、72.9%がstageIII-IVであった。検診由来の5年生存率は32.4%、10年生存率は22.5%であり、外来由来の5年生存率は13.7%、10年生存率は9.9%であった。手術摘出例に限定すると、検診由来の5年生存率は46.4%、10年生存率は32.8%であり、外来由来の5年生存率36.1%、10年生存率27.3%であった。 |