(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

 
 
膵癌診療ガイドライン外部評価の結果


九州大学医学研究院 臨床・腫瘍外科
山口 幸二

本診療ガイドライン作成過程の妥当性や臨床現場への適用可能性などを客観的に評価するために,本ガイドラインの作成後,作成に直接関わっていない膵癌専門医2名(外科系),膵癌を専門としないが臨床ガイドラインに精通している医師1名(非専門医),生物統計学専門家1名,患者代表1名の計5名から構成される外部評価委員によって,独立した評価が行われた(表1)。評価は,診療ガイドラインを評価するツールとして世界的に用いられているAGREE(Appraisal of Guidelines for Research and Evaluation)プロジェクトによる評価法(附録11),Shaneyfeltらによる評価法(附録22),COGS(Conference on Guideline Standardization)による評価法(附録33)を用いて行われた(各調査票を附録1〜3に付けた)。結果の概要を以下に示す。なお,評価全体のサンプルサイズが5名と少ないため,結果の解釈には十分注意する必要がある。外部評価委員の人数が少ないため膵癌専門医,膵癌非専門医,患者代表での比較を今回は行わなかった。


  表1 膵癌診療ガイドライン評価者内訳
 職種  
 医師
膵癌専門外科 2
膵癌非専門内科 1
膵癌非専門基礎医学 1
 医師以外
患者代表 1


 

 
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