(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

 
 
CQ1 診断法


CQ1-3 膵癌の診断法:ファーストステップは何か?

 
  1. 血中膵酵素測定
  2. 腫瘍マーカー測定
  3. US
  4. (CT)

推奨
1. 血中膵酵素は膵疾患診断に重要だが,膵癌に特異的ではない(グレードC)
2. CA19-9を含む腫瘍マーカー測定は膵癌診断や膵癌フォローアップに勧められる(グレードB)が,早期膵癌の検出には有用ではない(グレードC)
3. USは膵癌の最初のスクリーニングに勧められる(グレードB)が,検診での検出率は低い(グレードC)。主膵管の拡張(2mm以上)や小嚢胞が膵癌の間接所見として重要である(グレードB)。このような所見が認められた場合は,すみやかにCT検査をはじめとする検査を行うことが強く勧められる(グレードA)
(膵癌診断におけるUS,CTに関する事項はセカンドステップCQ1-4を参照)


 

 
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