(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

 
 
CQ1 診断法


CQ1-2 膵癌を考える臨床症状は何か?

【明日への提言】
膵癌は特異的な臨床症状に乏しく,エビデンスは進行膵癌における症状分析結果に基づいたもので一部には無症状の症例もある。したがって,臨床症状は膵癌を早期に発見する指標にはならない。そこで,腹痛などの腹部症状を認める場合はもちろんであるが,それ以外にも上部消化管疾患が原因でないと思われる腹部症状がみられた場合,また,急激な糖尿病発症がみられた場合には,膵癌の可能性も考慮して診断のための検査(CQ1-3)を行うことが望ましい。

 

 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す