(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

 
 
CQ1 診断法


CQ1-2 膵癌を考える臨床症状は何か?

   臨床症状
 
  1. 腹痛が約40%,黄疸が約15%,次いで腰背部痛や体重減少などがみられる。
  2. 2年以内の急激な糖尿病(糖代謝障害)発症が約半数にみられる。
  3. 膵癌診断時に無症状のこともある。

推奨
1. 他に原因のみられない腹痛,腰背部痛,黄疸,体重減少は膵癌を疑い検査を行うが(グレードB),有症状の場合は進行癌が多い。
2. 急激な糖尿病(糖代謝障害)の発症や悪化は膵癌合併を疑い,腫瘍マーカーや画像検査を行う(グレードB)


 

 
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