(旧版)褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版)
ガイドライン各論
CQ6 発生予測
【CQ 6.7】
在宅療養者には,どのようなリスクアセスメント・スケールを用いるとよいか
【推奨文】
在宅版褥瘡発生リスクアセスメント・スケールを使用してもよい。
【推奨度】 C1
在宅療養者には,どのようなリスクアセスメント・スケールを用いるとよいか
【推奨文】
在宅版褥瘡発生リスクアセスメント・スケールを使用してもよい。
【推奨度】 C1
【解説】
在宅版褥瘡発生リスクアセスメント・スケール(在宅版K式スケール)は,K式スケールに介護力評価を併せたものである。このスケールを使用した前向きコホート研究1)があり,予測妥当性の検討において優れた診断精度が示された。しかし,中規模都市に限定された調査であるため,地域によっては家族構成の違いなどから介護力が変化すると予測され,異なる結果になる可能性がある。そのため,それらを考慮したうえでの使用が勧められる。
【文献】
1) | 村山志津子, 北山幸枝, 大桑麻由美, ほか:在宅版褥瘡発生リスクアセスメントスケールの開発. 褥瘡会誌, 9 (1):28-37, 2007.(レベルIV) |