(旧版)褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版)
ガイドライン各論
CQ5 リハビリテーション
【CQ 5.5】
座位姿勢変換はどのくらいの間隔で行えばよいか
【推奨文】
自分で姿勢変換ができる場合には,15分ごとに姿勢変換を行ってもよい。
【推奨度】 C1
座位姿勢変換はどのくらいの間隔で行えばよいか
【推奨文】
自分で姿勢変換ができる場合には,15分ごとに姿勢変換を行ってもよい。
【推奨度】 C1
【解説】
車いす上で自力で姿勢変換ができる人を対象にして,姿勢変換の時間間隔の根拠を示した研究論文はない。しかし,WOCN ガイドライン1)や米国医療保障システムの一つCenters for Medicare & Medicaid2)の指導書では,15分おきに荷重移動を行うべきであるとしている。
以上より,明確なエビデンスはないが,自力で姿勢変換ができる人は15分ごとに姿勢変換を行ってもよいことにする。
【文献】