(旧版)科学的根拠に基づく 褥瘡局所治療ガイドライン

 
序 文

日本褥瘡学会「褥瘡局所治療ガイドライン」策定委員会

定義

1)褥瘡:本ガイドラインにおける褥瘡とは、以下のように定義される。身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流を低下、あるいは停止させる。この状況が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り褥瘡となる。褥瘡はその損傷の深さにより4ないし5のステージに分類される。褥瘡の好発部位は、皮下脂肪組織が少なく、生理的に骨が突出している後頭部、肩甲部、肘頭部、仙骨部、腸骨部、大転子部、坐骨部、踵部などである。

2)外用薬:本ガイドラインにおける外用薬とは、皮膚を通して、あるいは、皮膚病巣に直接加える局所治療に用いる薬剤であり、基剤に各種の主剤を配合して使用するものをいう。

3)ドレッシング材:本ガイドラインにおけるドレッシング材とは、創における湿潤環境形成を目的とした近代的な創傷被覆材をいい、従来の滅菌ガーゼは除く。

4)外科的治療:本ガイドラインにおける外科的治療とは、手術療法と外科的デブリードマンおよび皮下ポケットに対する観血的処置をいう。

5)物理療法:本ガイドラインにおける物理療法とは、創面に物理的刺激を与える治療法であり、電気刺激療法、水治療法、光線療法、陰圧閉鎖療法、高圧酸素療法などを含む。

そのほか、特に必要な場合は各論で定義を記載した。

 

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