(旧版)前立腺癌診療ガイドライン 2006年版

 
第4章 外科治療

 
7 ネオアジュバント内分泌療法

3カ月間のネオアジュバント内分泌療法を施行後,前立腺全摘除術を行うことにより,PSA再発を指標とする治療成績が向上するか否かについてはRCTにより否定されており,33),34),35)(II)推奨されない。しかし,内分泌療法の期間に関する検討は少なく,より長期のネオアジュバント内分泌療法ではどうか,あるいは単独治療で限界のある局所進行前立腺癌に適応することで生存率の向上が得られるかなどの問題がある。一例として,T3/T4前立腺癌に対して生存率の改善が認められたSWOGスタディ36)(III)などは関心が持たれる。

 

 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す