有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

 
IV.結果


2.検診方法の証拠

6)注腸X線検査

直接的証拠

45歳以上の男女を対象とした注腸X線検査による検診について、症例対照研究により評価された28)。10年間の受診歴で未受診者に対する受診者の死亡率は、注腸X線検査のみでは33%(OR=0.67; 95%CI, 0.31-1.48)、注腸X線検査にS状結腸鏡検査を併用した場合では54%減少していた(OR=0.46; 95%CI, 0.15-1.38)が、両者共に有意差はなかった。

 

 
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