有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン
要旨 |
証拠のレベル
1) | 便潜血検査(化学法・免疫法)には死亡率減少効果を示す直接的証拠を認めた。 |
2) | S状結腸鏡検査には死亡率減少効果を示す直接的証拠を、S状結腸鏡検査と便潜血検査化学法の併用法、全大腸内視鏡検査及び注腸X線検査には複数の間接的証拠を認めた。 これらの方法はAnalytic Frameworkを用いた評価から死亡率減少効果を示唆された。ただし、これらの検査に伴う不利益が無視できないと判断された。 |
3) | 直腸指診は、死亡率減少効果を示す証拠が認められなかった。 |