(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

 
 
第X章 急性胆嚢炎 -基本的治療-


1. 基本的治療方針と初期治療
Q88. 無石胆嚢炎に対する対処は?

急性無石胆嚢炎は急性胆嚢炎の2〜15% に生じる疾患である。外傷や熱傷,大手術後といった免疫力の低下した患者に発症し,動脈硬化などの心血管系の合併症を伴っていることが多く,非常にcliticalな病態であり,注意が必要である。治療は早期の胆嚢摘出術が適応となるが,全身状態不良で高度の侵襲を避けたい場合には経皮経肝胆嚢ドレナージ術(PTGBD)も適応となる(「第XIII章/3./Q119.無石胆嚢炎の診療方針は?」参照)(レベル4)13)

 

 
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