(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
第I章 序
2. 本ガイドラインを使用する場合の注意事項
本ガイドラインはエビデンスに基づき記載しており,それに基づいて推奨度を決定した。 なお,急性胆道炎の診断基準や重症度判定も提示した。
また,記載内容が多岐にわたるので読者が利用しやすいように,巻末に索引を設けた。
ガイドラインはあくまでも最も標準的な指針であり,本ガイドラインは実際の診療行為を決して強制するものではなく,施設の状況(人員,経験,機器等)や個々の患者の個別性を加味して最終的に対処法を決定すべきである。 また,ガイドラインの記述の内容に関しては上記4団体(以下,われわれ)が責任を負うものとする。しかし,治療結果に対する責任は直接の治療担当者に帰属すべきものであり,われわれは責任を負わない。 なお,本文中の薬剤使用量などは成人を対象としたものである。