(旧版)高血圧治療ガイドライン2009

 
第10章 小児の高血圧


4.肥満と高血圧

小学校高学年から中学生の肥満者の3-5%が高血圧で,正常体格者(0.5%)より明らかに多い664)。肥満度が増すにつれ高血圧有病率は高くなり,小児肥満に特徴的な収縮期高血圧は,軽度肥満では男子1.6%,女子3.1%であるが,高度肥満では男子8.3%,女子12.5%と著明に増加する664)。高血圧と肥満665)はそれぞれ高率に成人の本態性高血圧や肥満に進展するので,小児期のうちに改善したほうがよい。

 

 
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