(旧版)高血圧治療ガイドライン2009

 
第10章 小児の高血圧


POINT 10


  • 小児,青年の高血圧の大半は本態性高血圧で,肥満に合併することが多い。
  • 著明な血圧上昇は二次性高血圧を考える。小児では腎性高血圧が多く,なかでも先天性腎尿路奇形に起因する高血圧が少なくない。
  • 小児,青年の本態性高血圧は左室肥大を合併する率が高いほか,成人本態性高血圧に高率に進展する。
  • 本態性高血圧では非薬物療法を3-6か月間試み,無効例は薬物療法を考慮する。
  • 合併症のある例も薬物療法の適応で,Ca拮抗薬,ACE阻害薬,ARBが望ましい。




 

 
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