(旧版)高血圧治療ガイドライン2009

 
第4章 生活習慣の修正


9.特定保健用食品

特定保健用食品は,体調を整える働きのある成分を加え,保健の効果を医学的・栄養学的に証明し,保健用途,効果を厚生労働大臣が許可した食品で,「保健の効果」や「栄養成分の機能」などを表示できるものをいう。血圧に有効とされる食品の降圧機序としてACE阻害活性に基づくものが多いが,表示されている「1日当たりの摂取目安量」を遵守する。また特定保健用食品の摂取が,降圧薬の代替となるものではないことも指導する。すでに降圧薬を服用している患者でこれらの食品を使用したい場合には,医師に相談するよう注意を喚起する。特定保健用食品の情報は独立行政法人国立健康・栄養研究所(http://hfnet.nih.go.jp/contents/sp_health_listA008.html)あるいは厚生労働省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido.html)で検索することができる。

 

 
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