(旧版)高血圧治療ガイドライン2004

 
第10章 小児の高血圧


4)小児期における生活習慣の修正(高血圧の一次予防)

a 食事療法

肥満は心血管系疾患の主要な危険因子であるほか、小児においても高血圧、高脂血症、糖尿病などを合併する頻度が高い409)。さらに、小児肥満は高率に成人肥満に移行するので410)、高血圧の有無に関わらず小児期のうちに肥満を改善しておく必要がある。食事療法の実施にあたっては、摂取エネルギーの制限、適切な栄養配分、および誤った摂食パターンの修正が基本となる。
高血圧そのものの予防について、食塩摂取の制限やカリウム摂取の奨励などは成人に準じる(「第4章 生活習慣の修正」を参照)。
 
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