(旧版)高血圧治療ガイドライン2004

 
第9章 特殊条件下高血圧


4)女性の高血圧

さまざまな疾患で性差があることが認められており、心血管病においても男性と女性では多くの点で異なっている。女性では閉経を境として高血圧の発症が急速に増加し、65歳を過ぎる頃よりその有病率は男性とほとんど同じになっている。さらに女性では妊娠と関連したもの、ホルモン補充療法に関連した高血圧、さらには更年期にみられる高血圧が男性とは異なっているものと考えられる381)。病態は異なっていても、降圧薬による臓器障害の保護作用に関しては男女差がないとされている100)
ここでは、妊娠に関連した高血圧、ホルモン補充療法と関連した高血圧、更年期における高血圧の3つに分けて述べる。
 
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