(旧版)高血圧治療ガイドライン2004

 
第9章 特殊条件下高血圧


2)高血圧緊急症および切迫症

f 急性冠症候群、急性心筋梗塞、不安定狭心症に重症高血圧が合併

血圧上昇を伴う狭心症発作にはまず亜硝酸薬の舌下投与を行う。持続的には降圧とともに心筋酸素需要量の減少、冠血流量の増加を図る目的でニトログリセリンやジルチアゼムを持続静注する。頻脈があればプロプラノロールを併用する。心筋梗塞急性期からACE阻害薬やβ遮断薬の投与が予後改善に有用とされている。
 
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