(旧版)高血圧治療ガイドライン2004

 
第5章 降圧薬治療


まとめ

1) 降圧薬の使用に際しては、各薬物の特徴および副作用に関して正しく把握し、各患者の病態にあわせて最も適するものを選択して使用する。
2) 臨床で用いられている主要な降圧薬は、Ca拮抗薬、ARB、ACE阻害薬、少量の利尿薬、β遮断薬、およびα遮断薬であり、各クラスの降圧薬には積極的に使用することが望ましい状態がある。
3) 24時間にわたって安定した降圧効果を得るために、作用持続時間の長い降圧薬を使用する。
4) 降圧目標を達成するには2薬以上の併用を要する場合が多い。利尿薬を含まない2薬の併用で降圧が不十分の場合には、3薬目に利尿薬を使用することを原則とする。
5) 降圧目標を達成できない場合は、高血圧専門家(FJSH)の意見を求める。
 
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